360°バーチャル田舎テラピー いやしのまど

国立公園「大山」の麓、伯耆町やその周辺の景気をVR動画やVR画像(環境音付き)で体感できる「田舎」PRアプリ
クライアント | 有限会社ジャプロ様経由 |
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プロジェクト名称 | 360°バーチャル田舎テラピー いやしのまど |
プロジェクト内容 | VRで対象の地域の景観を伝えるアプリの製作 |
対応OS | iOS, Android |
使用した言語 | C# |
使用したフレームワーク | Unity |
公式サイト | http://iyashinomado.jp |
案件詳細
プロジェクトをご依頼いただいた背景
鳥取県やその各市町村は特に観光に力を入れていますが、景色や空気感が遠隔の方にも伝われば、実際に足を運んでくれるのではないかということで、このアプリのお話をいただきました。
要件定義
遠隔地でアプリを利用するユーザーにARで鳥取県の景観を楽しめる「没入感」のあるアプリであること。
ちょっとしたゲーム機能とプレゼント機能、VRコンテンツの配信をウェブから更新できること。
実装
VRアプリの製作が決まってからはジャプロ様がVRカメラで取材を行いましたが、これまで撮影されたパノラマ写真や通常の写真の中にも素晴らしいものがありました。そのためこのアプリでは天球動画、天球画像に加え、通常の画像もVRとして鑑賞できるようにしました。円柱状に写真を配置し、調整を行いなるべく自然に景観を楽しんでいただけるよう工夫しました。
また、画像の場合は動画の時よりも「没入感」に欠ける傾向があるため、現地録音や製作スタッフにより厳選された環境音を再生することで心地よい空気を演出することに成功しました。
VRということで3Dを扱う必要があり、Unityを用いての開発としました。
開発当時、Unityで利用できる天球動画再生用のプログラム資産(アセット)が公開されていなかったので、Blenderで作成した球体や筒(パノラマ画像用)の内側に動画テクスチャーを貼ることにしました。
しかしUnityではまだモバイル向けには、動画テクスチャAPIを利用することが出来なかったので、サードパーティのEasyMovieTextureと呼ばれるアセットを利用することで解決しました。
スケジュール
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2018/2
開発
アプリ開発開始
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4
リリース
iOS, Android向けに最初のバージョンを公開
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9
メジャーアップデート
その他のエリアでの活用も視野に入れた改修
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その他の実績